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胃がん

このような症状に
注意が必要です

腹痛

  • 長い間胃痛が続いている
  • 食欲不振が続いている
  • よく吐き気がする
  • 胸やけがする
  • 黒い便が出ることがある
  • 家族に胃がんになった方がいる

上記に当てはまる症状のある方は、胃がんのリスクが考えられます。胃がんは、初期の段階だとほとんど自覚症状が現れることがない疾患です。そのため、少しでも症状が現れた際には放置せず、胃カメラ検査による早期発見が重要です。当院では胃カメラ検査を受けていただけるよう様々な工夫をしております。以前胃カメラ検査で辛い経験をされた方も是非ご相談ください。

胃がんとは

胃がん胃がんとは、胃の粘膜の細胞が何らかの原因でがん細胞になり増殖することで発生します。胃がんは初期段階では、自覚症状が現れることがほとんどなく、気付くことが困難な疾患であるため、進行して手遅れになってしまうことがあります。従って、胃がんを早期発見するためには、定期的な胃カメラ検査の受診が必要です。また胃がんの原因であるピロリ菌の有無を確認し、感染している場合には除菌治療を行うことが胃癌予防の観点で重要です。

胃がんの原因

胃がんの原因として主に考えられるものは、ヘリコバクターピロリ菌の感染です。ヘリコバクターピロリ菌は、胃や小腸に住みついて炎症などを起こす細菌です。ピロリ菌に感染している方が全員胃がんになるわけではありませんが、胃がんになった方の多くが、ピロリ菌に感染していることから、胃がんの発生に関係していると考えられています。他の原因としては、禁煙や食生活の乱れ、ストレス、飲酒などが挙げられます。上記の原因が当てはまる方は、現在症状が出ていなくても胃がんの可能性があるため、一度胃カメラ検査を受け、ピロリ菌の有無を確認して頂くことをお勧めします。

ピロリ菌について

胃がんの症状

胃がんは早期の場合は症状が現れることはほとんどありません。従って、以下のような症状が現れた際は検査を受けることが大変重要です。

みぞおちの痛み・
違和感、胸やけ、
吐き気、腹部膨満感

がんができると消化管が狭くなってしまうため、食べ物が上手く通過することが出来なくなります。その結果、みぞおちの痛みや吐き気といった症状が現れることがあります。

胃痛・みぞおちの痛み

吐血、下血、貧血

がんの表面が崩れることで出血が起こり、それが下血(上部消化管からの出血が混じった便や黒色便)や吐血という形で現れます。また、下血や吐血が続くことで貧血になることもあります。

血便・下血について

体重減少、倦怠感

がんを患っている方の中には、十分に食事を摂っているにも関わらず、栄養をがん細胞にとられてしまうことで体重減少や倦怠感が起こる方がいらっしゃいます。日常的に起こる機会が多い症状だからと放置しないことが重要です。

胃がんの発見に有効な検査

胃カメラ検査

胃カメラ検査とは、鼻や口から内視鏡を入れて食道から胃、十二指腸までの臓器を直接観察することができる検査です。直接観察することで、小さな早期がんも発見することができます。そのため、胃がんの発見に有効な検査であるとされています。また、検査中に疾患が疑われる組織の一部を採取して病理検査をすることも可能です。

当院の胃カメラ検査

胃バリウム検査

胃バリウム検査は、バリウム(造影剤)を服用しレントゲンを撮影することで胃全体の形や粘膜の凹凸の状態などを確認することができる検査です。胃カメラ検査と比べ簡易的に受けることが可能なため健康診断などで広く行われています。しかしながら、デメリットとして、小さな病変を発見しづらいことや組織を採取できないことなどがあります。

CT検査、MRI検査、
PET検査

CT検査はX線、MRI検査は磁気を利用して身体の断面を撮影する検査です。
PET検査は放射性フッ素を付加したブドウ糖を注射し、ブドウ糖を取り込んだがん細胞を画像化することでがんの広がりや転移を調べることができる検査です。
この3つの検査は、内視鏡検査の結果と併せることで、総合的な診断が可能になります。

胃がんの症状に
心当たりのある方は
当院までご相談ください

胃がんは初期段階では、ほとんど自覚症状がなく、発見が遅れてしまうことで死亡率の高い疾患となっています。しかしながら、定期的に胃カメラ検査を受けることで早期発見することができ、治すことができる時代になってきています。胃カメラ検査をお考えの方は是非ご相談ください。