2026年2月 大腸内視鏡検査におけるADR(腺腫発見率)の実績報告
当院では、2026年からの新たな取り組みとして、大腸内視鏡検査の質を客観的に評価する目的で、指標の一つであるADR(Adenoma Detection Rate:腺腫発見率)を定期的に集計し、公表することにしました。2026年2月の結果を以下の通りご報告いたします。
ADR(腺腫発見率)とは
ADR(Adenoma Detection Rate:腺腫発見率)とは、「大腸内視鏡検査を受けた方のうち、腺腫(将来のがん化リスクを伴うことがあるポリープ)が“1個以上”見つかった方の割合」を示す指標です。
ADRは、大腸内視鏡検査の質を評価する際に国際的にも広く用いられています。一般に、ADRが高い医師ほど、検査後にがんが見つかる「間隔がん」のリスクが低いことが示唆されています。 [Source]
ADRの目安(ベンチマーク)
文献では、平均リスクのスクリーニング大腸内視鏡における目安として、全体25%(男性30%、女性20%)が示されています。 [Source]
- 男性:30%以上
- 女性:20%以上
- 全体(参考):25%
※ADRは、受診者の年齢・性別、検査目的(スクリーニング/便潜血陽性/症状あり等)、母集団の背景などによって変動します。当院では、同一の方法で継続的に集計し、推移を確認することを重視しています。
参考:ASGE資料内でも、男性30%/女性20%を基準として扱う記載があります。 [Source]
2026年2月 当院の検査実績(ADR)
- 下部内視鏡検査(大腸カメラ)総数:105件
- 腺腫(1個以上)を認めた検査数:59件
- ADR(腺腫発見率):56.19%(59/105)
今回の結果について
当月のADR(56.19%)は、前述のベンチマーク(男性30%、女性20%、全体25%)と比較して高い水準でした。当院では今後も、前処置(腸管洗浄)の質の確保、丁寧な観察、適切な記録と振り返りを通じて、質の高い内視鏡検査の提供に努めてまいります。
大腸がんの早期発見・早期予防につながるよう、引き続き取り組んでまいります。
ご予約・お問い合わせ
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電話予約:029-244-1970
※症状のある方、便潜血陽性の方、過去にポリープ切除歴のある方などは、状況により事前診察が必要となる場合があります。詳細は予約ページをご確認ください。
